You're my sweetest!

異常なくらいアイドルというか芸能界で生きる人が好き

嵐『愛と勇気とチェリーパイ』は初期の名曲

『愛と勇気とチェリーパイ』

題名からしてとても印象的、そしてその歌詞はちょっとダサくて、男の子から恋人に対しての直球のラブソング。

私はこの曲がすごく大好きで、特に冬になると何度も聞いてしまいます。

 

本日、卒論を提出いたしました、Sexy Zone中島健人ソロ曲、Forever L

にノリながら学事の人に卒論を手渡しました(これは偶然)。

そして卒論を書く上で、3日間ほど家にこもっていました。外へは一歩も出てません。でもお腹は空きます。甘い物は食べたくなります。そして食べます。冬です。どう考えても太ります。

そんなとき、必ずといっていいほどこの曲を思い出します。

女の子には
時々甘いもの必要みたい
太っても君を愛するよ

 この曲のこの部分、シンプルで単純で直球すぎて、でもちょっとうれしい気持ちになって甘いものを食べる自分を許してもいいかなって思っちゃいます。 

『愛と勇気チェリーパイ』は戸沢暢美さんの作詞。

戸沢暢美さんが作詞したのは『感謝カンゲキ雨嵐』、『Deepな冒険』、『IROあせないで』など、SMAPなら『たいせつ』、Kinki kidsなら『欲望のレイン』など。若手ジャニーズがよく歌ってるピュアなラブソングですね。Jr.が少クラ歌っているのがしっくりきます。

戸沢さんの詞はすごくツボで、嵐の1stアルバム・ARASHI No.1〜嵐は嵐を呼ぶ〜はとてもよく聞きます。『欲望のレイン』も大好きでJr.が歌っているとそれが好きな子じゃなくても何度もリピります。

初めて『愛と勇気とチェリーパイ』を聞いたのは翔くんのラジオ、SHO-BEATでした。たしかラジオの最初の一曲としてかかって、翔くんが「太っても君を愛するよ」っていう歌詞が印象的だとかなんとか話していたように記憶しています。私がSHO-BEATを聞き始めたのは2008年くらいで、その年の冬くらいに聞いた気がします。

翔くんが歌詞が印象的と言っていたから、「どんな歌詞なのかな」と思って真剣に聴きました。もちろん歌詞はとても素敵だったけれど、それだけじゃなくてこの曲のテンポやメロディ、嵐のやさしい歌声にとても惹かれました。

まだ誰がどこを歌っているのかわからないくらい歌声が若くて未完成、でもとても丁寧に歌っていて、母音がとてもきれいに伸びている曲だなと思いました。嵐の曲の中で一番母音が大切に歌われているんじゃないでしょうか。

たとえば、先ほど挙げた「太っても君を愛するよ」のところ。メロディ通りだと「ふとおっても、きみをあいするよ」となります。「ふとっても」じゃないんです。ここの「お」に音符が当てられているからこそ、ミディアムテンポなのにノリがいい、そしてこの男の子が彼女を想う優しい気持ちが伝わってくるのです。ここだけじゃなくて全編通して母音の重要性が高い曲だと想うので、ぜひ一度母音を意識して聴いてみてください。

この曲、嵐のどの曲とも違って、すごく珍しい曲だと想います。最近はあまり聞いてないのだけれど、相葉ちゃんもレコメン嵐リミックスで、リリースする曲がないときはこの曲をよくかけてましたよね。ファンの人もこれで歌詞画作る人はよくいるし、曲名をブログタイトルにしている人もいたなってイメージ。そのくらい嵐の中で独特で、でも指示されているバラードだと想います。

だからこそ、アラフェスでこの曲が歌われなかったのは意外でした。嵐のミディアムバラードで、最近になってから歌ってない名曲といったら『愛と勇気とチェリーパイ』でしょ!!と若干の怒りを覚えました。

『Blue』が「隠れた名曲バラード」とされているけど、たしかに名曲だけど、5×5に入ってるしコンサートでもそこそこ歌ってるし隠れてないから!本当の隠れた名曲(ミディアム)バラードは『愛と勇気とチェリーパイ』だから!!!!っていつも思ってます。年を取った嵐が歌うこの曲をいつか聴きたいな。

ちなみに、韓国だか中国のサイトの動画検索では、少クラで『愛と勇気とチェリーパイ』をやったときの動画がひっかかります。シンプルなステップを踏んでるだけのダンスで、そんなんなら棒立ちで歌えばいいのにって思うんだけど、嵐が歌ってるところ(口パクだけど)を見たことがなかったからすごく感動しました。URLは載せないけど気になった人はぜひ探して見てほしいです。